空想の彼ら
空想が好きである。というか、やるべきことがひと段落したときなんかにせずにはいられない癖みたいなものである。
一度し始めると途中でやめたくない。私が朝なかなか起きれないのは目が覚めないからじゃなくて、寝床で目が覚めてからの夢うつつの空想が気持ちいいからだ。赤毛のアンが想像に夢中になって家事をおろそかにしてしまう気持ち、よくわかる。
「料理には想像の余地がないんですもの」
わかる。
何か現実の心配事があるとしばらく空想がお休みになることもあるし、逆に現実逃避で空想しまくることもある。題材は好きな漫画のサイドストーリーやその後の話だったり(いわゆる二次創作)、自分のオリジナルのストーリー(一時創作)をひたすら考えていることもある。
最近、10年以上封印していたオリジナルストーリーをなぜか突然再開してしまった。
続きを読む