緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

『黒子のバスケ』248Q感想(2014年ジャンプ10号)

ネタばれ注意です。

 

 

 

今回の私内MVPは伊月さんです!

 

洛山の選手たち、そしてキセキのみんなも驚くなか、黒子がコートに戻ってきた!キセキの世代の反応が、それぞれで面白いです。黄瀬、緑間、青峰がどちらかといえば黒子を心配しているのに対し、むっくんだけは「赤ちんは甘くないよ?」 と赤司視点が入ってるとことか。そしてひさびさに桃井ちゃんが「テツくん…!」と大きなコマで出てきたのがうれしかった。桃井ちゃんがヒロインっぽい!最近、桐皇サイドは青峰、今吉、若松ばかり出てきて桃井ちゃんがバニシングしてたもんなぁ。

黒子に対して観客からは期待の声援がとび、まだ影の薄さが取り戻せていないことを感じる黒子。声援を受けても喜べないのって、なんか悲しい。葉山にも「目立っちゃダメっしょ。」などと言われてるし。「目立つ=ミスディレクション使えない」が選手たちの間ですっかり定着してるな。

 

赤司に対し、勝算があるかどうかではなく、あきらめずに戦い抜く決意を表明した黒子。それに対し赤司は「なるほど 無意味な決意だ。」というが。黒子の言葉は、チームメイトを勇気づけた。ここで誠凛選手それぞれの表情が描かれているのですが、伊月さん、いい笑顔でめっちゃかっこいい!コマちょっと大きめだし!伊月さん、ほんとこの試合ずっと折れずにがんばってるよね。目立ってとりあげられることはないのですが、黛をマークしながらPGとして常に働いている。日向が今回、黒バス始まって以来初めてベンチに下がってしまったので、これで試合にずっと出ている皆勤賞は伊月さんだけになったんじゃない?(1年生オンリーの練習試合とかは除く。)少なくとも、実際に描かれている試合では、伊月さんがベンチに下がっていることってなかったよね?(※追記:ありました。たしかウインターカップの海常戦で、降旗君と一時的に交代したことが。勘違いですみません。)さすが伊月さん、バスケにかける思いは誰にも負けないと日向さんに言わしめたお方です。洛山戦ではダジャレが出てこないのがちとさびしいですが。

 

ちょっと伊月さんに興奮しすぎました。さて、試合に出る前、他の一年生ズから影の薄さを取り戻せていなことを心配されていた黒子ですが、特効薬はないが考えはあるとのこと。よかった!黒子っていっつも質問に対してきっぱり「わかりません。」とか答えて、相手が「えっ」ってなること多いけど、いろいろ考えたうえでの回答なんですよね。わかってなくはないじゃん!って思うんだけど。このへんが黒子らしいっちゃらしいのですが。

黛さんをマークする黒子。が、黒子では黛さんを止めることはできず。初めは火神がヘルプに来て黛を止める。が、次に黒子が黛に抜かれたとき、木吉はヘルプできる位置にいるにもかかわらず、ヘルプに来ない。(このへん、木吉が黒子の考えをわかったうえでの動きなのか、まだよくわからないのですが。というのも、最近ずっと木吉の元気がないので。)そのままシュートを決める黛。同様のパターンが繰り返される。『ヘルプにいって洛山の他の選手にボールが渡るくらいなら、成功率の低い黛に抜かせたほうがまし』という考えなのか?黛さん、なめられたもんだとブチ切れ。ばんばんシュートを決め出す。観客にも注目され始める。目立ってきちゃってるよ、黛さん!そして

「旧型のシックスマン君 旧型(お前)じゃ新型(オレ)に勝てねぇよ」

と、言っちゃう黛さん。思ってるだけでなく、実際に口にだすとは!これまでのモノローグでもわかりますが、やっぱり相当負けず嫌いです。しかし、旧型のシックスマン君とか呼びかけちゃうのって、どうなんだ。

対する黒子。

「高尾くんに言われたこと(=同族嫌悪)を思い出します

 幻の6人目という呼び名 まだゆずる気はありません」

一瞬の視線のフェイク後に消える黒子。うおぉ~、久々によっしゃ!て感じで次週に続きます。このしゃべった直後に消えるのも得意技ですよね。津川のときといい、高尾のときといい。黒子のセリフって、淡々としているにもかかわらず、何でこんなにかっこいいのか。そして、「高尾くんに言われたことを思い出します」とか、相手が思わず「知るか!」ってつっこみたくなる、マイペースなところも相変わらずです。久々に黒子節炸裂で大満足でした(黒田節みたいだな)。

いよいよ来週は、シックスマン対決で、センターカラーです!

人気投票の結果ってもしかしてそろそろ?