緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

『黒子のバスケ』番外編 陽泉編

黒子のバスケ』番外編、陽泉編までアップされましたね~。

海常、秀徳、桐皇は、誠凛にリベンジとか、3年生なき後(?)自分たちがひっぱっていかなきゃ的な、わりと熱い会話が交わされてたんですが、陽泉はうってかわってユルユルです。むっくん、ナチュラルに先輩たちにため口だし。青峰とかは、実は今吉には「さん」づけするし、若松には反抗心むきだしでわざと乱暴な口きいてる印象なんですが、むっくんのため口は陽泉の先輩たちにナチュラルに受け入れられてるなぁ。主将にむかって「うわあ、帽子ダサ」とか、優しい岡村さんだからいいようなもの、笠松さんなら蹴りだけじゃすまないよ。上下関係ゆるいのは、中国出身の劉とか、帰国子女の氷室とかいるせいもあるのかも。陽泉自体が留学生たくさん受け入れてる学校だったりするのか??

「大学って勉強しないと入れないんじゃないの~~?」というむっくんに、「だからしてるわ!!」とキレる福井さん。福井の鞄(コートの色からして福井のと思われる)には、単語カードと、付箋のいっぱいついた参考書がのぞいていました。受験、懐かしいなぁ。付箋つけすぎると、どこが大事なんだか結局わからなくなるよね!それを見たむっくん、先輩たちに合格祈願のまいう棒を差し出します。この福井の鞄と、それをちらっと見るむっくんの2コマが効いてますね。単に受験だから合格祈願あげるんじゃなくて、勉強必死にやってるってことに気づいたからってとこがむっくんらしいです。まいう棒、必勝!!カツカレー味。カレー味はわかるけど、「カツ」の味はどうやって再現してるんだろう。パン粉っぽいのがついてるとか?

そして一人バリバリ体育会系な雅子ちん。氷室が「ジーザス」言ってるのがウケました。どんだけ帰国子女アピールなの?っていう。

陽泉は学校の雰囲気としては、一番好きかもしれません。海常、秀徳、桐皇がストーリーのわりと初期から描写があったのに比べて陽泉はぽっと出な印象でしたが、選手も監督もチーム全体もキャラが立ってたし、彼らの日常風景が想像できる描かれ方だったと思います。

そして次回、いよいよ洛山ですね。洛山のその後は作中でまだ描かれていないので(試合終了と同時に連載も終了したので)、一番気になってました。赤司の日常とか、他の部員が赤司をどのように受け入れているのかとか。しかも赤司主将、試合中にキャラ変わっちゃったし!まぁでも、無冠の3人はわりと大らかに受け入れそうだけど。この3人は、バスケに関する勝敗とかプライドに関わらないかぎり、基本マイペースないい人たちだと思う。一方、黛さんは積極的に赤司の変化につっこんでくれそうな気がする。頑張って、黛さん!黛さんは唯一の受験生なので、彼の受験事情も楽しみです。決勝戦最後まで試合がんばったしね…。しかも、そもそも4月の時点では部活やめるつもりだったというのに。責任とってよ、赤司主将!個人的には赤司に勉強教わってたりすると良いな。赤司君って、高三までの範囲の勉強修めてそうだし、今の時点でセンター試験満点とれそう。

12月にはコミックス最終巻(だよね?)出るし、ネクストでも番外編やるみたいだし、キャラブックも出るし、連載終了後も黒バス関連充実してて楽しみです!