緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

『黒子のバスケ』新OPがカッコよかった。

黒バスアニメは第67Qから、ウインターカップ決勝開始ということで、OP、EDとも一新されました。それでその新OPがめちゃくちゃカッコよかったのですよ!思わず繰り返し見てしまい、普通に生活してても頭の中に歌と映像が流れるようになってしまいました。アニメのオープニング・エンディングって、音楽と映像の総合芸術ですよね。たった1分半という短さの中に、これでもかとスタッフの技術と情熱が注ぎ込まれているのを感じます。

曲はGRANRODEOの『メモリーズ』。私は黒バスアニメ3期からしか観てないので知らなかったのですが、1期から帝光編以外のすべてのOPをGRANRODEOが担当しているそうなんですね。で、私が初めて聞いたOP、3期第1クールの『PUNKY FUNKY LOVE』は、それまでの黒バスOPとは一味変えてみた曲らしいです。どおりで、初めの「フーッ」とか「ナーナナナナナ」とかちょっとチャラいというか、曲名どおりファンキーな感じだったわけです。この「フーッ」と同時に赤司さんがボールを放り上げるところで、いつも笑ってしまいました。何か、赤司がご機嫌みたいで。サビのところとか気持ちよく盛り上がって、つい鼻歌で歌いたくなる曲でした。

で、今回の『メモリーズ』は、疾走感のある、王道のザ・カッコいい曲(ボキャブラリーなくてすみません)。ではでは、箇条書きで映像のほうの感想、いきます。

・過去の映像が流れてるところにシルエットが現れ、ん?誰?と思ったら、なんと日向キャプテン!その後ろに木吉、伊月、さらに後ろに火神、黒子が現れる。あくまで誠凛チームということで、日向キャプテンが中心なのが素晴らしい。堂々と歩いている感じがいいですね。

・体育館にたたずむ黒子→黒子の顔アップ→同じく体育館にたたずむ赤司→赤司の顔アップと二人を対で出して、その間にこれまで戦った海常、桐皇、秀徳、陽泉メンバーのカットを挟むという構成が素敵。顔アップのところ、黒子は正面を向いていて、赤司は横顔と対照的なところもよいです。この赤司の横顔は良いですよ。

・黄瀬君の顔がいつもとちょっと違う印象。何かちょっと美人っぽいというか。

・青峰はガンとばしてて人相悪い(笑)。後ろの困った眉の桜井君の表情は原作でも見た覚えあるなー。

・緑間さんは正統派美形。本当にこの人は黙っていれば。。。そして宮地さんも黄瀬と同じく、えらく美人顔。

・むっくんは横顔で、いつもの気だるい表情。

・そして来た来た、洛山メンバー!ドリブルする葉山が出てきてテンション上がりました。今まで薄ぼんやりとしか出てなかった洛山メンバーがやっと日の目をみたよ!

・葉山さん、指3本ピース。かわいい。

・根武谷さんの表情、なかなか味があって(笑)、よかったです。突き出した唇がなんとも。

・実渕さん、美人!なんだけど、シュート入れたあと、ふわりと後ろを向いたときに女の子っぽいしぐさまで入れられてたのに焦った。オネエであることをOPでも強調。

・黛さん、かっこいい!このOPで、洛山一の正統派美形は黛だという事実に気づいてしまった。

・ 赤司君のプレイシーン、ニィという感じのちょっとシニカルで不敵な笑みで、動きがやけにぴょんぴょんしている。ちょっと楽しそう。そのあと通常通り、目をかっぴらきます。ちょっと童顔にしてるかな。ウインターカップでの赤司は、前髪切ったうえに、しょっちゅう目をかっぴらいてるので、正直、あまりカッコよく見えないことが多いのですが(というか怖い)、このOPでは少し童顔っぽくすることで、何とかバランスを保っていたと思います。私はわりと好きでした。

・そして誠凛メンバーの活躍。このへんの動きはさすが、迫力がありますね。まずは二年生ズ。日向さんのバリアジャンパーはやはりカッコいいです。汗がキラキラしている。木吉のバイスクロー、伊月のドリブル&パス、コガは何かきょろきょろしてる。そして水戸部はなぜか、碇ゲンドウスタイルでベンチで見てるんですけど…、どうせなら水戸部もコート上で活躍させてあげればいいのに!必死で試合を目で追うリコちゃんが凛々しい。

・そして一年生、福田に降旗。必死でマークしてる福田。降旗がコートから転げ出るところは、ちょうど曲ともあいまって、熱い感じがたまらない。河原とつっちー先輩も応援してます(笑)。

・火神も目を見開いて、くわっという表情でメテオジャム。黒子も目を見開き、バッシュがキュキューっと煙(?)だして急停止し、イグナイトパスの構え。この、顔、足、手という視点の移動がすばらしい。そして、"I know I'm shadow"という文字。ここ、いっぺんアニメ見てください、ホントかっこいいんで。

・最後はキセキカラー+水色(黒子)のラインが走り、最後に赤と水色が激突するという、これまたテンション上がる映像でした。

・印象深いところを書くつもりが、だらだらと長くなってしまいました。そのわりに見てない人にはさっぱり伝わらない気がする…。カッコいいって、何回言うんだ。ボキャブラリー貧困ですみません。

・特に印象深いのは、最後のほうの、火神と黒子の目をくわっと見開いた横顔。何かカッコいいを通り越して怖いのですが、極限までの集中力が伝わってくる感じがします。目元の影に特徴があるんですよね、全体的に。

・毎週、このOPが見られると思うと楽しみです。終盤になると、ちょっと絵が変わったりするのかな。でも終盤ということは、アニメもほんとのほんとに最終回になるわけで、それは寂しい。