緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

準備の悪さ

 ありとあらゆる人に迷惑をかけながら、とある審査の申請をしようとしている。

〆切まで2週間ちょいとかやばいな。つくづく私の準備の悪さである。

 

準備の悪さというフレーズは「ヤサシイワタシ」のヒロイン・弥恵を同じサークルの先輩が批判するときに使っていたもので、印象に残っている。

弥恵が写真コンテストに〆切ぎりぎりに応募しようとして、写真部の部員を巻き込み撮影会をしたあげく、トラブルが発生したのでその先輩に泣きつこうとしたところ

「あんたの準備の悪さだろ!?今回は諦めて学べば?」

と言われるのである。それこそ現実に誰かに言われそうな、リアルでぐさっとくるセリフだ。

私は弥恵さんのように周りと衝突する勇気はないので、そんなこと言われれば「はいそうです…」とうなだれると思うけど、いま現在、周囲に迷惑をかけていることには変わりない。同意のサインをもらうために各地に散らばった先輩方に書類を送るのだが、その返送が遅いと不安になって確認の電話かけてみたり。

いや、そもそも自分が送ったのが遅いんだから、そこはもう返送がいつになろうが甘んじて受け入れるべきだろうと思うんだけど、不安になって「書類届いてますでしょうか…?」と確認してしまう情けなさ。絶対向こうも「いや、そっちが送るのが遅いんでしょうが」と思ってるはず。

めんどくさがりのくせに、いざ追い込まれると焦ってバタバタして周囲に迷惑をかける。ほんとよくない。(一応言い訳させていただくと、「仕事」ではないです。どっちかっていうと自分のための学業。それで周囲を巻き込むのなお悪い気がするけど)

その審査のパスは私にとっては絶対とりたいというものではなくて、ただやはり自分が勉強に費やした時間やお金、また、指導してくれた方々のことを考えるとその証のためにもやはりとっておかねばもったいないな…という感じである。どこかに「別にどっちでもいい」みたいな気持ちがあるので、あまりやる気が出ずに先延ばしにしてしまっていた。

もういよいよ、引き返すことはできなくなってしまった。あと少し、がんばろう。