緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

妄想と結論

昨日の続き

 

  妄想力がすごくて、妄想している間は自分はとても楽しいけど、建設的な方向にはいっさい役立たないこともわかっている。それでもいくら止めようとしても妄想は止まらないので、せめて何かに生かせないかとうんうん考えていたところ思い出した。三浦しをんさん、エッセイで好きな俳優との恋人生活の妄想を書き綴っていたな…と。ヴィゴ・モーテンセンとかオダギリジョーとか。ヴィゴのことなんて私はいっさい知らないのに三浦さんのエッセイで名前を覚えたくらいだ。

 妄想から面白エッセイを書けるのなら、それは意味のあるものになるのではないか?と考えてみたんだけど。

 三浦さんの妄想は、うまく自分側の存在を消していて、相手の不可思議な行動ばかりが綴られている。だから読んでいて面白い。一方、私の妄想はまぁ自分が楽しむためだからなんだけど、どこかに自己愛が見え隠れする。だから自分は楽しいけど、人にはとても見せられない、という結論に至った。以上です。