緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

また、お引越し

2年ぶりの引っ越しです。

今回は部屋探しにス〇モを使ってみたんだけど、部屋探しには便利なんだけど、結局、内覧して契約するには不動産屋に連絡とらないといけないわけで、その不動産屋をどこにするかというのは自力で選ばないといけないわけですよ。ひとつの物件に対して、それを取り扱っている不動産屋がいくつもある。物件の候補がいくつかあればその一件一件に対して不動産屋の名前が複数挙がるから、さらに増える。それらの不動産屋のホームぺージやら場所やらを調べて、行きやすくて安心できそうな不動産屋をその中から選ばなければならないという。

物件候補がいくつかあるなら、その候補全てを取り扱ってる不動産屋のほうがいいし。それを調べるのがものすごくめんどくさかった。

これ、なんかいいやり方あったりするのかな。

妄想と結論

昨日の続き

 

  妄想力がすごくて、妄想している間は自分はとても楽しいけど、建設的な方向にはいっさい役立たないこともわかっている。それでもいくら止めようとしても妄想は止まらないので、せめて何かに生かせないかとうんうん考えていたところ思い出した。三浦しをんさん、エッセイで好きな俳優との恋人生活の妄想を書き綴っていたな…と。ヴィゴ・モーテンセンとかオダギリジョーとか。ヴィゴのことなんて私はいっさい知らないのに三浦さんのエッセイで名前を覚えたくらいだ。

 妄想から面白エッセイを書けるのなら、それは意味のあるものになるのではないか?と考えてみたんだけど。

 三浦さんの妄想は、うまく自分側の存在を消していて、相手の不可思議な行動ばかりが綴られている。だから読んでいて面白い。一方、私の妄想はまぁ自分が楽しむためだからなんだけど、どこかに自己愛が見え隠れする。だから自分は楽しいけど、人にはとても見せられない、という結論に至った。以上です。

新古今和歌集たのしい

新古今和歌集の歌が好みかもしれない。私は現代短歌でもどちらかというと、エモーショナルなものよりも、軽みのある歌が好きである。エモいのもよいのだけど、そういうのがたくさん並んでると読むのに疲れてしまう。

新古今和歌集は適当にぱっとページを開くと美しい言葉たちが目に飛び込んできて、それだけでうっとりする。一見して字面がよくて惹かれた歌は、読んでみるとやはり調べも良く内容も好みで、作者を見たら定家だったり式子内親王だったり鴨長明だったりするので、やはり良い歌というのはかたちから優れているものなのだなぁと感心してしまった。時代を超えても歌の良し悪しが理屈でなくわかるのはなぜなのだろうと不思議に思う。

いくつか好きだったものを挙げる。

 

420 さむしろや待つ夜の秋の風ふけて月を片敷く宇治の橋姫   定家朝臣

 

240 帰り来ぬ昔を今と思ひ寝の夢の枕ににほふたちばな   式子内親王

 

321 ながむれば衣手涼し久方の天の河原の秋の夕暮れ   式子内親王

 

232 たまぼこの道行き人のことつても絶えてほどふるさみだれの空   藤原定家朝臣 

 

268    夕立の雲もとまらぬ夏の日のかたぶく山にひぐらしの声   式子内親王

 

347    小倉山ふもとの野辺の花すすきほのかに見ゆる秋の夕暮れ            読人しらず

 

242 五月闇みじかき夜はのうたた寝に花たちばなの袖に涼しき   前大僧正慈円 

 

333    秋萩の咲き散る野辺の夕露に濡れつつ来ませ夜は更けぬとも            人麻呂 

 

年末年始、嵐さんに心をもってかれてた

年末年始、嵐さんに心をもってかれて、他の事が何も手につかなかった(持ってかれてなくてもだいたい年末年始は何もできないんだけど)。

まずは11月頃にYoutubeの公式チャンネルでMVを繰り返し見て、12月に5x20のCDを買うという流れがあったんだけど、このあと嵐それぞれのメンバーに興味をもつという段階に至ってからが沼だった。

一気にこの20年のさまざまな情報を摂取して、嵐への感情が落ち着かない。『A・RA・SHI』のMVの小柄な少年たち、20代の荒っぽさとやんちゃなかわいさにあふれた5人、そして30代の彼ら、これらを一度に観ているのだから何だか信じられない気分になる。

そもそもほぼ私と同世代なので存在はデビュー当時から知ってて、TVを見ていて何度かニアミスしていたのに、なんでそこでハマらなかった!?とも思うけど、若い頃の自分を思えばハマらなかったのもわかる。いま見ると若い頃のやんちゃな彼らはとてもいとおしいのだけど、当時同様に若かった自分が今と同じ感傷をいだくとは思えないのだ。今を知るからこその感情なのかもしれない。

それにしても、当時TV欄で長いこと『〇の嵐』という番組が存在していたの、すごく不思議に思ってたんですよね。なぜ深夜にジャニーズのグループの冠番組をやっててしかもこんなロングランなのか…って。これが嵐ブレイク前の長い深夜潜伏時代だったのか。いまになってわかるの面白いな。それにしてもこのロングラン、いろんな要因はあるんだろうけど、嵐のメンバーたちは番組スタッフに愛されてたんだろうなと思う。