短歌の目 第十二回 10月
間に合っ…た…。
1.渋
生きていくことは汚れることだってスポンジに茶渋なすりつけつつ
2.容
生きていることを忘れて眠る日も受容体は開かれている
3.テスト
この漫画たまたま買ったの覚えてる テストの終わった午後の本屋で
4.新米
新米を抱えて帰る スーパーで他に何にも買えなかったよ
5.野分
野分すら秋を連れてはきてくれず半袖で歩く十月の夜
テーマ詠「空」
休日の職場の窓から見る空はどんな空より青くて嫌い
間に合っ…た…。
1.渋
生きていくことは汚れることだってスポンジに茶渋なすりつけつつ
2.容
生きていることを忘れて眠る日も受容体は開かれている
3.テスト
この漫画たまたま買ったの覚えてる テストの終わった午後の本屋で
4.新米
新米を抱えて帰る スーパーで他に何にも買えなかったよ
5.野分
野分すら秋を連れてはきてくれず半袖で歩く十月の夜
テーマ詠「空」
休日の職場の窓から見る空はどんな空より青くて嫌い