緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

歯痛と噛み締め

自分のために覚書として記録。

 

右奥歯を治療中のまま年末年始を迎えて、治療して削った歯に詰め物はされていたもののかぶせるところまではいかない状態だったんだけど、年明けて三が日を過ぎた頃から歯が痛くなってしまった。最初はぼんやりした痛みだったのが、そのぼんやりとした痛みが気持ち悪くて、あと虫歯なのかどうか気になって歯を叩いたり噛みしめたりしていた。右上奥の治療した歯とその手前の歯にかぶせた金属、その金属がかみ合わせでちょうど下の歯とぶつかり、舌をその辺に当てただけでも痛くなってしまった。そのうち痛みが広がり右下もなぜか痛くなった。日曜に緊急受診を受け付けてくれているので行ったら、かみ合わせの当たる部分を削られ、あとは歯茎に炎症があるから歯磨きしっかりしてくださいと言われて歯をきれいにしてもらって終わった。その歯をきれいにする過程で痛みが増した。

週が明けても痛くて、仕事帰りに緊急でまた歯医者に行った。家と職場が離れていて歯医者は家の近くなので、仕事を17時ダッシュしてぎりぎりである。そうやって受診したら先生に「痛みの原因は噛み締めですね」と言われた。たしかに痛みが気持ち悪くてさらにぎゅぅっと噛んでいた。

「寝てる間にも無意識に噛み締めています。型をとって右奥歯にかぶせるのが終わったらマウスピースを作りましょう」

寝てる間も…いままで歯ぎしりとか指摘されたことはなかったけどなぁ、ほんとかなぁと思いながら、でも虫歯の痛みじゃないのなら歯磨きや食生活が悪いと言われたわけではないのでちょっとほっとする部分もあった。何よりそのへん削って治療したばかりなのにまた虫歯と言われて治療再開になったらつらい。

以前も歯科技工士さんから噛み締めを指摘されたことがあったけど、人によっては全然言わないので、これはわりと歯科関係者によってこの領域に注目して指摘する人と特に言わない人がいるのではないかと思った。

「唇を閉じて、上の歯と下の歯はくっつけず離して、舌を上の歯の裏につける」

これを意識してやることで噛み締めが改善するという。言われたとおりやってみて、たしかに痛みがよくなった気がする…と思ったが、そう簡単にはいかなかった。緊急受診した頃のような痛みはなくなったのだが、物を食べて実際上の歯と下の歯が当たるときは響いて痛い。ゆえに右側はなるべく上の歯と下の歯がぶつからないように左側で食べていたのだが、これだと全然食べ物が咀嚼されない。完全に左側だけでというのは無理である。それで左側から口の真ん中にかけてで食べるようにしていたんだけど、そうすると右奥歯の内側の歯茎?軟口蓋?で食べ物を噛んでいるような形になって、昨日あたりからそのへんが腫れてぶよぶよしてきた。何かぶよぶよが舌に当たって気持ち悪いしちょっと痛いし、そこを触るうちに(だから触らない方がいいんだって)なぜか右奥歯を噛み締めたくなる。特に寝てるときとか。気持ち悪い→噛み締めたい。どうしてそうなるのかわかんないんだけど。そんなこんなでゆうべはけっこう歯をカチカチしたりしてしまった。

このぶよぶよ直したいけど、たぶん咀嚼時の物理的刺激のせいだろうから、なるべく刺激しないで様子みるという解決法しかないんだろうな。たぶん。そんな悲惨な口腔内なので当然十分に咀嚼できなくて、飲み物とか含ませて食物を柔らかくしてあとは丸のみ状態。そのうち胃も悪くなりそう。

この噛むとき痛いというのを訴えても、

「噛んだり話したりするときにカチカチするのは関係ない。とにかく普段何もしていないときや寝ているときに噛み締めないように意識して」

ということなんだが、原因として関係ないにしても今現在噛むとき痛いんだがそれは…と思ってしまう。たぶんそれも噛み締めないことでだんだん痛まなくなってくるということなんだろうか。

いつかこのことを忘れるくらい治ってくれるといいけど…。症状が治るとすぐそのときの経過とか医療機関でされたこと言われたことを忘れてしまうので、現在の状況をひとまず記しておく。