毎日家に帰ってからなにもしてない
コンビニで何も欲しいものがなく、何も買わずに帰ってきてしまった。だから今日はごはんを炊こうと思っていたのに、空腹のままベッドに横たわっている。ようやく起きれば窓の外はもう暗く、赤や青やオレンジの灯りが光っている。
家のなかはかすかににおう。
それは私がコンビニで買ったお弁当やお総菜の食べた後の容器を台所にそのまま置いているからだ。置き方はいろいろで、使用済みのテイッシュを容器にしきつめ、残ったお汁を吸わせていたり、軽く洗ってそのまま乾かしていたり。ゴミの日が来たらすぐ捨てるから、これはまだ食べ物の匂いだから大丈夫だ…と言い訳している。腐らないのが逆に怖いよな…と、コンビニのごはんに警戒心をいだいてみたりする。お世話になってるのにごめんなさい。
起きて、台所のにおいを感じながらトイレにいくあいだにこれだけの思考が頭のなかを流れてそのまま過ぎ去ってしまいそうになるのを文章化してみた。
このあと、先日コンビニで買った卵と豆腐とカットキャベツを炒めてレンジでチンしたごはんと一緒に食べた。