緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

短歌 生き物

 

街灯の眩しさに夜も鳴く蝉の姿を探す残業帰り

 

 

台風の名残か道に蟹がいて川面も空もすがしい濁り

 

 

岩肌に暖をとるウミイグアナは微動だにせず天を見上げる

 

 

 

三首とも

うたの日

に出詠したものです。

二首目、ひらがなの「か」「に」が隠れていることに今気づいた。