緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

2017年に行ったところ

こちらの方の記事↓を見まして、

http://tsubametobu.hatenablog.com/entry/2018/01/15/225628

なるほど、私もこういう備忘録をつけてみようと思いまねっこしました。スマホ、デジカメの写真や去年のスケジュール帳を参考にしつつ。意外といろいろ行ってるし、行ったことを忘れてることに気づく。


2月
圧切長谷部、日本号展示(福岡市博物館

4月
ある音楽家の指導者生活60周年記念コンサート

川本真琴弾き語りライブ(SPACE TERRA)

漢字三千年(京都市美術館別館)
粟田神社
海北友松展(京都国立博物館

8月
ラスコー展(九州国立博物館
みゅーじあむ寄席 桂米團治『地獄八景亡者戯』(九州国立博物館

上橋菜穂子精霊の守り人展(北九州市立文学館

9月
薬師寺
春日大社
なら国際映画祭『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』上映&富野監督トークショー

11月
ボストン美術館コレクション(神戸市立博物館 )

12月
スペース・ワールド


こうして見ると2017年はこれまであまり行ったことのなかった地元の博物館に行けたし、用事で遠出するときは空き時間でその土地の美術館などを見ようと意欲的に動いている。

今度の4月からは住む場所も変わるので、これまでとはちがったスポットに訪れるチャンスがあるかもしれない。あとクラシックのコンサート聴きに行きたい。今年も楽しんでいこう。

生活目標

今週のお題「2018年の抱負」

仕事はなんとか自分のできる範囲で真面目にやってるのだけど、自分ひとりの生活のことになると本当にやる気がでない。生来めんどくさがりで、休日何もせずに終わってしまい後悔することもしばしば。そんな自分の行動パターンを省みて抱負というか目標たててみる。現在が最低レベルなので、急に人並みに毎日自炊して掃除もきちんとして充実した休日を送る人間になれるわけないので、ほんの少しでも改善すればいいかな。


・夜は眠くなる前に歯磨き、風呂、髪乾かす、保湿をぱぱっとすませるんだ。ぱぱっと。済ませれば何してもいいから!

・休日は休んでもいい。でもまるまる寝て過ごすのはやめよう。せめてひとつでも何かしよう。できれば昼間のうちに外に出よう。

・自炊は休みの日とか余裕のあるとき、簡単なものでいいのでやる。

・掃除…うっ…嫌い。最近はそうでもないんだけど肌の乾燥がひどいときなんか皮膚の落屑が床に落ちてたりするので、落ちた髪の毛とともに私の心を荒ませる。あの際限なさ。本来は順番とかやり方決めて習慣づけてやるのがいいんだろうけど、そういう義務感が逆に嫌になる性格なので自分の清潔欲求に任せて気になるとこだけでもこまめにやるのがいい気がする。部屋の隅々までやらないと結局ホコリが移動するだけで意味ない?知らん。

・あと寝具まわり。シーツ交換ってなんであんなに心理的にめんどくさいんだろう。体が小さいから布団という自分より大きいものと格闘するのが気が重いというのはある。あとやはりここも髪の毛とか、アトピーひどいときは皮膚の落屑とかがすぐ溜まるので、きーっ!!ってなる。やはり心荒む。洗濯する前にまずこういうゴミ取り除くためにコロコロしないといけないでしょう?そのコロコロのストックが切れたりして、なかなか買わずにそのままになったりするでしょう?そういう負のスパイラルみたいのが発生してやるべきことが停滞したりする。

あとシーツや布団カバーに血が付くことがある。生理のじゃないです。できものとかかさぶたとか引っ掻いちゃったあとのちょっとした流血。ほんのちっちゃな染みで気づかないこともあるし、わりとしょっちゅう付くのでもう正直そのたびに洗うのは…って気持ちになる。自分ひとりの生活なので洗ってそれでもうっすら残ってる小さな血痕とか自分では不潔とは思わないしいいんだけど、人によってはそういうのありえない無理と思う人もいるんだろうな、と思う。結果、このベッドは人には見せれんな、と思うし(いや、ほんとそんな目立って血だらけとかじゃないんですけど…)、世の中ではそんな血の染みひとつ残さないレベルの家事を多くの人がこなしてて当たり前にそれが求められてるとするならば、私には到底むりですよ、ならもう家事なんてやりませんよ(極端)という気持ちになってしまう。
…なんの話だっけ?えーと、寝具まわり、こまめに交換しましょうという目標です。あの、最後にやった日付入力するアプリ、アンドロイドでも出ないかなー?もう出てるんかな?

・運動。たぶんあまりにも筋肉ついてないので筋トレしないとまずいと思う。まずは週1~2回…とかで効果あるんだろうか。これ筋トレそのもののきつさよりも、その後筋肉痛で何となく体が重くなるのがつらいんだよな。しかもすぐにこないので(笑)、なんでおなかいたいんだろう、べんぴ?とか思っちゃうし。1回思い立ってやってから、継続できるかが分かれ目(具体案なし)。

・雑誌の整理。まずヤンジャン毎週買ってるから、一部切り抜いて処分しなきゃなんだけど。ホチキスとるのってどうしたらいいんかな。

あとなぜかファッション誌買うのも好きで、実生活に反映できてないけど読んでおしゃれな気分になるのが好き。なのでストレスたまってると軽率に買ってしまいすぐ溜まるのでこまめに処分しなければ。

郵便物の整理、処分も。金銭関係のものもあるし、まず手動シュレッダー買う(コンパクトなのがあれば機械がいいんだけど…)。あとこのへんは捨てるものの基準を決めてまとめてやったほうがいいかも。DVDとか流しながら。


…うん、これ頭の中では毎日のように思ってることだから、書いたからってできるとは思ってないけど、自分がめんどくさいと思う部分を自覚して少しでも対応策考えてみることで前に進める気がする。

何というかやはり、生活こそ無常の最たるものですよ。波打ち際で砂絵なんか書かなくたって家事やってれば無常を感じれますよ。だから家事きらいなんだ…。でも、めんどくさいことをめんどくさいといつまでもやらないとますますめんどくさいので、とりあえず無常だとか考える前にやればいいんだろうな。

ひとまずもうすぐ仕事の関係で引っ越さねばならないので雑誌や紙モノの整理・処分から始めていきたいと思います。

さよならスペースワールド

北九州市八幡のテーマパーク、スペースワールドが2017年12月31日をもって閉園するとのことで、12月10日に自分にとっては最後のスペワに行ってきました。前回来たのが大学生のときなので、15年ぶりくらいになるのかな。小・中・高のときは遠足やなんかで年1ペースで来てたのですが。そもそも開園したのが私が8歳のときなので、子供時代はスペワとともにあったと言ってもよい。

 

12月10日は日曜日ですが、自分が休日に朝から出かける能力がないせいで昼過ぎの出発となりました。出発のときすでに曇っていましたが、八幡に近づくにつれて小雨からだんだん雨脚が強くなり、着いたときにはけっこうな本降りでした。天気予報でも午後から天気悪くなるって言ってたのは知ってたんだけどね…。

 

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スペースワールド駅にあった黒板に手書きの案内

 

駅からスペワに向かっていると合羽着た家族連れとすれ違うので、もしかしてもう雨でアトラクションも止まってる?園内も閑散としてるんじゃ?とだんだん不安に。いつものことながら早めに出発すればよかったと早くも後悔し始める私。

着いてみると、ゲートの前はけっこうにぎわっていた。最後というのもあって記念写真撮ってるグループがたくさんいる。フリーパス券を買おうとすると、なんと「トワイライトフリーパス」という券が。15時以降に入場した人用の少し安い券だよ、やったね!遅く来たことで得した(?)ことがあって、少し気分は上向きに。

 

で、園内に入ってみるとタイタンやヴィーナスなどの目玉アトラクションは軒並み運行休止に…。でも意外と園内も人はけっこういる。屋外がだめなら屋内、ということでスペースドームへ。スペースドームには私が子供の頃から来るたびに乗っているブラックホールスクランブルという大好きなアトラクションがあるのです。

ブラックホールスクランブルとは!一言でいうと暗闇を駆けるジェットコースター、かな。タイタンやヴィーナスといったいわゆる絶叫モノに比べればジェットコースターとしての怖さは控えめですが、なんといっても暗闇なので別の怖さがある。ただの暗闇ではなく、いわゆる映像アトラクションというのか、そういう技術でまるで暗闇に吸い込まれるような体感を味わえるのですよね。他のテーマパークにそんなに行ったことあるわけじゃないのですが、スペースワールドってこういう映像技術と乗り物の体感を融合させたアトラクションは国内でもかなり先駆けてたんじゃないかと思うんですよね。今はなきスターシェイカーとブラックホールスクランブルはその代表だと思う。そんなわけで、ジェットコースターとしては緩いので子供でも乗れてそのわりにスリルを味わえるブラックホールスクランブルは絶叫モノが苦手な(というよりまず乗れなかった)子供時代からずっとお世話になってきたアトラクションなのです。

 

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こちらがスペースドームの中

で、スペースドームに来てみたらブラックホールスクランブルも休止中だった(爆)。でも点検が終わったら再開するとのことで、ひとまず「27年間のあゆみ展」の展示を眺めてみる。27年間のうち前半については「わー、なつかしい」という感じですが、後半、いろいろカピバラとかスケートリンクに手を広げ始めてからはよく知らないので、へーって感じでした。

そしていよいよブラックホールスクランブルの運転が再開し列に並びましたが、ここくらいしか乗り物系が稼働していないせいか、えらく並んでいる。ブラックホールスクランブルにこんなに長い行列ができたことがかつてあっただろうか。それでもたいした行列ではないので、そんなに待たずに順番が来て乗れました。とにかくこういう乗り物自体がひさしぶりなので、体が慣れてなくてすごく新鮮に楽しめました。でも、映像自体は昔と変わらず見覚えがあるので、新鮮なのに懐かしいという不思議な感じ。

 

ブラックホールスクランブルを終えてスペースドームの外に出てみると、雨は小やみに。雲間から日も差してきて「晴れたー!」と異様にテンションが上がり駆けだす私と友人。遊園地ひさびさすぎておかしくなっている。ただ、天候と時間帯が夕方であることからタイタンやヴィーナスが再開する見込みはないと思っていて、次なる我々の目的はクリッパー。3歳から乗れるジェットコースターです。やはりこれも子供の頃から乗れるのが強み。ゆるいのでビビりでも両手を挙げたりできる解放感がよいのです。

しかしなぜかクリッパーは運行休止のまま。ほかに乗れるものはないかと見て回ったところ、コースター系のなかで唯一スペースコースターだけが運行していてそこに行列ができていた。というわけでほかに選択肢もなくスペースコースターに。これはスタンダードなジェットコースターですね。回転なしだけど、一部座席が後ろ向きなのが特徴。なんの変哲もないジェットコースターなんだけど、みんな元気にきゃーきゃー言って乗ってたな。天気が悪くてタイタンもヴィーナスもなく乗るものこれしかないというのに、がっかりするどころかみんなものすごく楽しんでるのが印象的でした。

そのあとは何となく3Dプラネタリウムに入って落ち着いた後、スペース・アイへ。観覧車です。この頃にはすっかり暗くなって夜景がきれいだった。こんなに遅くまでいたのは初めてだ。遅く来て正解だったかも。八幡には新日本三大夜景のひとつ皿倉山があって、工場もあって夜景がきれいなのですよ。園内のイルミネーションと園外の夜景の両方が眼下に広がって大満足でした。

 

そうしていよいよ閉演時間となり、土産物屋を見ていくことに。いままでそんなにスペワグッズに魅力を感じたことはないのですが(笑)、最後となると目の色が変わる。 Tシャツとかも買いましたが、いまのところお気に入りはこちら。

 

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スペワのアトラクションを記号化したデザインのトートバッグ

 

なんかすでに使いまくってて皺寄ってきてますが…。もともと生成り色のトートバッグは欲しくて、でもなかなか気に入ったデザインのがなかったので、これを土産物屋で見かけた瞬間、これは買い!という感じでした。1個しか買わなかったけど、使う用と記念用にいくつか買っとくんだった…。

 

スペワ閉園まであと残り1週間。さすがに冬休みに入ってそうとう人も多いと思うので、もう一度は行けないですが、閉園前に行けてよかった。雨でそんなにアトラクションにも乗れなかったのにとても楽しかったし、よい思い出になった。いいお別れができたと思います。

 

さよなら、そしてありがとうスペースワールド

 

文章

とりあえずやらねばならないことから解放されると、とたんに怠け始める。こういうとき遊ぶなりなんなりやりたいことを始めるならまだいいのだが、特に何も思い立たずネットを眺めながらいたずらに時間をつぶしている。

文章を書きたい、うまくなりたいという思いはあっても、こういう何もないときはまず書くことが思い浮かばない。

最近は特に自分の文章の面白くなさにがっかりしている。うまい人の文章は、特に自分に関係のない日記であってもおもしろくて読みふけってしまう。ああ、こんなふうに自分の日々の思いを書き表せるようになりたいと思うんだけど、いざ自分で書いてみるとまったくままならない。途中で思わぬ方向にいってしまったり、どうまとめてよいかわからなくなって適当な結び方になったり。冗長だから省こうと細かいことを省くとまったく面白味のない無味乾燥な文章になったり。

思考も一本線をたどるわけじゃなくて、こうは書いたもののこれは言い過ぎかもしれない、こうも考えられるかもしれない、誤解されそうだから補足しとくか、いや、もういっそのことこれは書くまい、などとしているうちに、何をどう言いたかったのかわからなくなってくる。

読んで、考えて、書いて、訓練するしかないとは思うのだけど。適切な言葉が思い浮かばず話すにも書くにも四苦八苦する毎日だ。

ゴールデンカムイ 杉元とアシリパさん

フジリュー版銀英伝目的でヤンジャンを買ってるうちにゴールデンカムイにはまってしまったのである。全然話の筋を知らないまま掲載されているのを読んでいたらアシリパさんが杉元にアイヌの生活について詳しく教えていて、杉元が「アシリパさんはよく知っているねぇ」と言っていた。アシリパさんは私が見た感じ12歳くらいの少女で、杉元は20代くらいの頑健そうな男である。二人で木の実を食べている様子、杉元が少女をさん付けで呼び親しみとともに敬意をはらっている様がとてもよいと思った。それに続く場面も、何やら深刻そうな事態に直面しているようだったが、二人の会話からは互いへの強い信頼と絆がうかがえた。

この二人、私絶対好きだわ…。

そう確信した。あと何か土方とか永倉の名前も出てきていて、え?新撰組の土方と永倉?実在した人も出てくるの??と気になった。ちなみに私は中学の頃からの新撰組ファンである。

その後本屋に行ったときゴールデンカムイの試し読みがあったため読んでみたらもう第1話からわくわくする面白さだった。杉元は日露戦争の帰還兵。戦死した親友の頼みで、その親友の妻の病を治療する大金を得るため北海道に来た。砂金とりをするもうまくいかず、そんなときある男から消えたアイヌの金塊の話を聞く。その金塊のありかの暗号は、網走監獄を脱走した囚人たちの体に刺青として記されているらしい…。

ヒグマに襲われそうになった杉元はアイヌの少女アシリパと出会い、二人でヒグマを倒す。アシリパの父はアイヌの金塊が消えた事件で殺された関係者だった。杉元は金塊のため、アシリパは父が殺された真相を知るため、二人は手を組み相棒となる。

ものすごく王道で骨太なストーリーでわくわくしませんか?あと、土方歳三はなんと生きてたという設定なんですよ。おじいちゃんだけどめちゃめちゃ渋くてかっこいいんですよ。あとは個性豊かで愉快な囚人たち(凶悪だけど)とか金塊を追う人々とかたくさん登場するんですが、それぞれ自分の目的や欲望のためたくましく生きる様はとても魅力的。

でもなんといっても杉元とアシリパさんなんですよ。母熊が死んで遺された子熊、手負いにされても死力を尽くして立ち向かってくる獲物の鹿。そんな命と正面から向き合って、杉元はアシリパからアイヌの人々の生命観を教えられる。杉元は心根の優しい男だけど、戦場では生き残るために多くの敵兵をその手で殺していて、戦争から帰った後も昔の自分に戻れずにいる。相手が悪人だったりこちらに危害をおよぼす存在とみれば殺すことはためらわないし、その代わり彼自身もいつどんな無残な死に方をしてもしかたがないと覚悟している。自ら望んだわけでもなく命のやりとりを平然とおこなえる人間に変わってしまい、故郷に居場所もなく親友の妻(杉元の幼馴染みでもある)を助けることを唯一の目的として北海道に来た杉元。アシリパと出会ってからの日々は彼にとってかけがえのない輝きなのかもしれない。失ってしまった本来の自分を取り戻せるわけではなくても。

アシリパが杉元に話すのは、単にアイヌの教えをそのままというだけではなく、アイヌの教えを彼女なりに咀嚼し解釈したもの。なのでけっこう自分に都合のいい解釈をしたりもして、そこを杉元につっこまれたりもする。

「考え方が現実的だな やっぱりアシリパさんってアイヌのなかでもちょっと変わってるんじゃないの?」
「アシリパという名は父がつけた。『新年』という意味だが『未来』とも解釈できる。わたしは新しい時代のアイヌの女なんだ」

このときの二人の会話、そしてその表情が私はとても好きで。二人はこうやって会話してお互いを知るのが楽しいんだなと思う。

金塊をめぐる争いはいま大きく状況が動いていて、この二人が最終的にどうなってしまうのかは予想がつかない。離れ離れになったり、最悪死別する可能性すらあるわけだけど、私は二人が一緒にいて狩りをしてチタタプしてヒンナヒンナ言いながら食べて笑っている未来をただただ願っている。