緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

年をとったら

今週のお題「理想の老後」

 

高齢の方と接する機会は多いのだけど、同じ年代の人たちの間でも体力も生活もさまざまに幅があるんですよね。私より体力あって元気そうな人もいれば、身の回りのことをするだけでもしんどくて大変そうな人もいるし、趣味に仕事に充実していて家族や友達と旅行に行ったりする人もいれば、一人暮らしであまり人と関わらなかったり、経済的にかつかつという人もいる。

おそらくそれまで生きてきた人生が反映されるということもあるだろうし、あるいは退職や解雇、別れ、病気といったさまざまな出来事でがらっと生活が変わることもあるだろうし。

そんなだから想像どおりの老後になるとはかぎらないけど、私の場合、このままいけば独身でそんなに友達も多くないし、今ですら休日は引きこもりがちで運動不足で自分の体へのメンテナンスも怠りがちなので、身体的にも精神的にもまず健康面からやばいのでは?と危惧してしまう。これから何十年と仕事を続けるのは気が遠くなるし嫌だ~!!と思うけど、社会とのつながりとお金と健康のためにはやはり仕事はなるべく長く続けるしかないよな。

今は無病息災じゃなくて一病(以上)息災って言葉もあるし、ばりばり元気というわけにはいかないかもしれないけど、なるべく痛くなく、あまりつらい思いをせず暮らしていければいいと思う。

 

人生はいままで生きてきた分を考えるだけでもあまりにも長く、老後に接するであろう人のほとんどはこれまでの膨大な私の体験を知らないのだと思うと不思議な気がする。そのとき、小さくてもいいから何か自分の物語を持っていられたらと思う。物語といっても、ちょっとした風景でもいいし、覚えてる歌でもいいし、簡単な特技でもいいし。今までたまたま会った人たちに、そういうものをもらったことがある気がする。