緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

デパコスカウンターに行ってメイク用ブラシを買った

 メイク、常々ちゃんとしたいなーと思っている。普段日焼け止めや下地しか付けてないけど、メイクが嫌いなわけではない。メイクの知識を仕入れたりするのはけっこう好き。ただ、実際にはパフの手入れとか面倒くさいし、そういうのをきちんとやっていないとメイクをしても結局きれいに仕上がらないから初めからやらないということになってしまう。あと、私の場合アトピー性皮膚炎なので、それをきちんとケアしていないと肌のコンディションが悪くなり、化粧がうまくのらない。ファンデーション塗ってかえって肌がきたなく見えるときほどテンションが下がることはない。


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 ちょっと前、オモコロのモンゴルナイフさんが永田さんにメイクする動画を見て、やはりメイクをきれいに仕上げるにはブラシなんだろうなーと思った。ただ、やはりブラシも手入れが必須であろう。この私がちゃんとブラシをこまめに手入れするだろうか。いや、きっとやらない。そう思い、ブラシを買うには至らなかった。

 そして最近、『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』(著者 吉川景都,BAパンダ)という本が話題になっていたので買って読んでみた。メイクについてなんとなくこうだろうと思い込んでいることについて、プロのBAさんがツッコミ、解説してくれる本。たとえばベースメイクで、くずれが気になるなら「くずれ防止」をうたったアイテムを選んで塗ればいいだろうと思いがちだけど、くずれ方も顔の部位によっていろいろあるし、その部位の状態にあった下地を塗ろう、とか。ちゃんと目的やアイテムの特性を意識することが大事ということが書いてあり、納得感があった。メイクをやりたいなという気持ちがむくむくと湧いてきた。そしてこの本を読んでみても思う。やはりブラシはあった方がよいのだ、と。
 ブラシねぇ…と、ネットを検索してみると、シュウ ウエムラのブラシがとてもよいと評判だった。そしてなんと、シュウ ウエムラではブラシクリーナーも販売されており、手間がかからずきれいになるので便利とレビューされていた。そんな性能のよいブラシクリーナーがあるなら、私でもブラシ使いになれるかもしれない。なるほど、シュウ ウエムラか。けれど評判のブラシは約7000円となかなかお高く、ネットで買うのはちょっとためらわれたので、実店舗に行ってみることにした。

 シュウ ウエムラの入っている地元のデパートにはおしゃれした女性たち、なかには着物のご婦人などもいて、そのなかを私は無地の無印Tシャツとカーキのズボンでそそくさと歩き、シュウ ウエムラの売り場に入り込んだ。それとなく商品を眺めて歩き、店員さんに声をかけられたので「ブラシはありますか?」と聞いたら、「すみません。置いてないんです」と言われがっかりしかけたところ「お隣のシュウ ウエムラさんなら置いてあると思います」と言われて「!?」となった。店舗と店舗の境界がないので、いつのまにかYSLの売り場に入り込んでいたのだった。
 気を取り直してシュウ ウエムラの売り場でブラシについて尋ねる。パウダーファンデーション用のブラシでおすすめのものはあるか聞くと、やはりあの約7000円の評判のブラシを勧められた。これです。

www.shuuemura.jp

 じゃあこれを、とお願いすると、「試してみなくていいですか?」と言われ、カウンターでファンデを塗ってもらうことになった。私は自分でメイクするのは苦手だけど、人にやってもらうのはわりと好き。今日の担当の人は話しかけてきすぎることなく、居心地がよかった。気になっていることを聞かれ、赤みが気になることを伝えると、それを抑えるような下地とファンデーションを選んでくれた。

 そういえば、私はコンシーラーの使い方が全然だめで、赤みを抑えたいけどコンシーラー付けると不自然になるので、ついでにそれも相談し、コンシーラーも選んでもらった。そうやって、ブラシとクリーナーだけでなく、下地、ファンデーション、コンシーラーも買うことになった。思うけどこれ、仕上がりがいいのって製品の力以上にBAさんの腕がいいからで、お試しでメイクしてもらったのと同じものを買っても再現できるとはかぎらないんだけど、やはり買っとかないと後悔する気もするし、カウンターでのメイクや相談の満足度が高いと気分もいいので買ってしまう。意気揚々と買って帰ってきてこの記事を書いているけど、実際に自分ではまだ使っていないので、これでメイクがうまくいくかは未知です。


 最後に、自分用のメモに、今日言われたアドバイスを書いておく。
・下地はパールサイズを取って塗る。スポンジで塗り広げるとよい。
・パウダーファンデーションの場合、パウダーファンデーション→コンシーラーの順番。そのあとに再度、ブラシやスポンジなどでコンシーラーをなじませる。
・コンシーラーのチップを直接使うよりは、チップからスポンジなどで取って塗るとよい。衛生的にも。
・ブラシの片側半分でファンデーションを取り、塗る。ブラシのファンデを取っていない側で、のばして整える。
・付属のパフは表裏で性質が異なっている。パウダーファンデーションの場合はけば立っている方の面を使う。
・ブラシクリーナは使い捨ての紙皿や紙コップなどに取って、ブラシの先数ミリを浸して汚れを落とす。あとはティッシュなどで拭いて干す。水ですすぐ必要はない。



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