緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

試験勉強といろいろ思ったこと、『蟲師』の話

今週のお題「今月の目標」

 

やっと試験勉強に本格的に取り組み始めたんだけど、試験までの休日の数を数えてみるとやばいなという状況である。私はSNSでのちょっとしたつぶやきでも思ったことをちゃんと書こうとすると時間がかかってしまうので、なるべく試験まではSNSやブログを書かない方がいいんだけど、いっさいそれをやらないと思考や感情のはきだすところがなくて内側にたまってしまい体に悪そうなので、今日いったんここで発散しようと思う。

 

・勉強について

ミニルーズリーフに手書きで覚えることをまとめて、そのなかの用語はチェックペンのオレンジで書いて赤のチェックシートで隠せるようにするという、中学生、高校生の試験勉強のようなことをやっている。こういうやり方じゃないと勉強できないのである。読んだだけで頭に入るという人はうらやましい。

 

・勉強中のBGM

基本的には家で勉強していて、無音で勉強していると何か物足りなくて音楽や録画してある番組を流すんだけど、つけるとそれはそれで邪魔になって消すということを繰り返している。だめですね。これ、ファミレスとかカフェで勉強すると何がいいかって、自分で流すものを選択できないのがいいんですね。自分で選んで流すものって結局は自分に馴染んだ好きなものだし、どうしても意識してしまう。選んだものについて判定してしまう。自分がそれほど興味ないものが選択権のない状態で適当に流れている環境がいいんだな。

 

・さっき思ったこといろいろ

スマホスクリーンショットを眺めていたら、去年は嵐の活動休止前最後の年で嵐にフィーバーしていたことをなつかしく思った。いまも彼らを好きな思いは続いているけど、それぞれの活動を逐一追うとかはしていない。ファンクラブには入っているからときどきファン向けの動画など届くこともあるのだけど、見ることもあれば見ないこともある。すべてのことは過ぎ去ってしまう。でも、こうやって思い返せるのは幸せなことだ。

 

スマホをいじりながらとりとめもなく思考はうつり、短歌の投稿サイト「うたの日」の明日のお題で「将棋の好きな駒」というお題があるのを知った。「うたの日」は試験に向けてお休みするつもりでいたのだけど、なぜか今のところまだ毎日投稿している。将棋の駒で何が好きかな。「銀」いいよな。斜め方向にはいけるけど、真横と真後ろには行けないという、性格まっすぐじゃないけど斜め後ろにいけない「金」を補う感じ、いいよな…などと考えているうちに、「銀」から「ギンコ」という連想で『蟲師』のことを考え始めた。

 

蟲師』、原型のファンロードに掲載された主人公がギンコじゃない『虫師』という作品があってそちらも好きだったのだけど、その作者さんが別ペンネームでアフタヌーンに『蟲師』を連載しているということを知ったときは驚いたしテンションが上がったのを覚えている。『蟲師』1巻を買って、初めは「『虫師』の柊十郎さんとキクくんじゃないのか…」と残念に思ったのだけど、1話の『緑の座』からしてとても惹かれたし、ギンコも好きになった。

1巻は『旅をする沼』もよく(化野先生登場回でもある)、2巻は『筆の海』の淡幽の生き方がとても好きだった。そして3巻でギンコの過去の話があるのだけど、ぬいとギンコの別れがあまりにせつなかった。

蟲師を読んだ時の途方もない感情、作品の世界に取り込まれてしまいそうな、二度とないと思えるくらいの出会い。今はもうさまざまな創作物に慣れてしまっていて、あのときと同じくらい鮮明にせつなさを感じることがこれからあるだろうかと思ってしまった。試験終わったら、過去読んださまざまな作品を読み返したいし、新しく創作物にも触れたい。