緋綸子の雑記帳

私が誰かのブログを読んで楽しむように、見知らぬ誰かが私の記事を読んでくれたら。

買ったもの ー化粧品ー

去年はベースメイクをほとんどせず、NOVの日焼け止めミルク(白いのでカバー力はなく塗ると顔が白っぽくなる)だけ塗って頬のアトピーの赤みもそのままに職場でも過ごしていた。BBクリームだとカバー力はあるけどマスクがすぐ汚れるし気をつけないと衣服にも付くし、パウダーファンデーションをつけても夏は通勤で汗だくになって職場についてからあぶらとり紙で汗をとるんだけど、ファンデつけた意味あるのかもわからない感じで、何もかもめんどうくさくなったからだ。

コロナ流行後、こうすればメイクがマスクに付かないという方法をツイッターなどで見かけたけど、ベースメイクだけで3~4行程あるし、ふだん自分の使わないメーカーやブランドを使ってたりするのでそのまま真似するのは難しかった。私は無香料が望ましいので使うメーカーが限られていて、これまで使ってきたのもだいたいオルビスとかクリニークとかだ。

根本として「めんどくさい」というのと、肌の扱いがずぼらなままメイクだけするとかえってダメージになりそうなので、それなら日焼け止めだけ塗った方が現在の見目はいまいちでも長期にみた肌へのダメージはおさえられるのではないかという考えのもと、日焼け止め塗っただけで済ませていた。自分でももうちょっとどうにかしたほうがいいと思ってはいたけど。そこへ正月、母からもう少し自分の身体や見た目に気を遣えということを言われ、そのときは喧嘩になったが、まぁそうだよねと思った。

それでドラッグストアに行って、ベースメイク用の化粧品を買った。

セザンヌUVファンデーションEXプレミアム ライトオークル(EX2)
セザンヌうるふわ仕上げパウダー ルーセントベージュ(01)

要はこの記事は商品名の自分用メモとして書いている。セザンヌは前も使ったことがあって、安い割に使ったときの肌のみためがよくなっていいなと思ったんだけど、行きつけのドラッグストアでは見かけなかった。わざわざネットで買うほどでも…と思ってあきらめてたけど、今回正月で行きつけのドラッグストアが休みで代わりに別のところへ行ったらセザンヌのコーナーがあったのだ。

それでさっそく使ってみた。ファンデーションだけだと、私の肌の色より濃いめなので塗った感が強い。パウダーファンデのわりにカバー力があって、そのぶん少しでもムラがあると目立つ気がする。
けれど、その上から仕上げパウダーをはたくとちょうどいい感じになった。はたき始めはちょっと白すぎ?と思ったが、顔全体に均一にパフではたくといい感じになった。そしてマスクが汚れない。この製品のいいところは、中蓋があるところ。おしろいの出てくる穴とパフの間に中蓋があるのでパフが汚れにくいし、粉が漏れでないので安心感が違う。

というわけで、この組み合わせは自分に合うようなので、2022年はひとまずこれを使っていく。
あとは、唇の乾燥がひどいので、第一三共のロコベースリペアリップクリームを買った。

買ってよかった2021 文具など

今週のお題「買ってよかった2021」

おもに勉強や書類仕事関連。

 

・プリンター

 

cweb.canon.jp

 

確定申告の書類もろもろコピーしたりプリントしたりするために買った。いちいち職場やコンビニに大事な書類を持っていかなくて済むのでとてもよかった。そのあと、ある資格試験を受けることになり申請に必要な大量の書類も家で作成し印刷できたので助かった。あと、スマホで撮ってそのままの写真をL判の写真用紙にプリントした。そんなに数多くない自分の写っている写真、このまま何かの拍子に消えてしまうと無念なので、とりあえず写真にできてよかった。

 

 

・marumanのミニバインダー

KOKUYOの暗記用ペン (チェックル)

 

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www.e-maruman.co.jp

 

www.kokuyo-st.co.jp

これで試験勉強した。ルーズリーフにオレンジで文字書いて赤いシートで隠す。もしくは文字に青いマーカー引いて隠す。学生さんのような勉強法。

 

 

・uni α-gel クルトガエンジン搭載タイプ

 

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試験は記述試験もあったので、ひさしぶりにシャープペンシルを買った。

 

・Keptクリアペンケース

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www.raymay.co.jp

どうして今まで文房具屋でこのペンケースの存在に気づかなかったんだろう。これまでいろいろペンケース買ったけど、透明な方が中身がわかってどう考えても便利じゃん。通常使う筆記具用、年賀状作成用、お絵かき用など用途でわけて入れてます。

 

トワイニングハーブティー

勉強しながら、何かじゃぶじゃぶ飲みたかった。ほんとうは通常の紅茶が好きなのだけど、カフェインゼロなのでハーブティーがよいと思った。初めはペパーミントは薬っぽい苦み、レモンジンジャーは出しすぎると辛くてあまりおいしく感じなかったのたけど、適切なお湯の量と時間がわかって、だんだん味にも慣れてきた。

 

 

試験無事受かりました。

 

 

15万ビュー達成記念 ウェブ拍手のことなど

ダッシュボードの総アクセス数を見ていたら、もうすぐ15万ビュー達成だなと思って少し前から気にしていました。ずーっと細々とやっているブログなので、これまで総アクセス数をあまり気にとめたことはなかったのだけど、今回はたまたま気づいたので、ちょうど15万になる瞬間を見たいと思っていました。今朝149999で、昼前に見たら150003でした。なので今日(12月14日)15万ビューを達成したみたいです。残念ながらキリ番は見れなかったけど(ちなみにこの文書いている瞬間、12月14日から15日に日付が変わった)。
年明けの2022年1月にはブログを開設して8周年になるので、単純計算でいくと1日50回くらい閲覧していただいていることになります。最近は50もなくて、1桁だったり多くて30くらいだったりなので、『短歌の目』に参加していた頃などの貯金があるのだと思います。

アクセス解析はてなブログ無料版についているものしか使っていないので、いまいち皆さんがどこから来ているのかよくわかっていません。一番多いのはグーグルだからいわゆる検索流入なのかな?グーグルから入る記事はまちまちで、いまのところ『斉木楠雄のψ難明智編の感想が一番多いけど、他の記事もいろいろと見ていただいています。

たいして記事をたくさん書くわけでもないのに、ひそかに反応ほしがりなので「はてなブログだとはてなの人しかスター付けれない」と思い、ウェブ拍手を設置してみたりしました。たまに拍手いただいております。そしてごく稀にコメントを残してくださっている方がいて、本当にありがとうございます。ウェブ拍手、「レスを作成」って機能があるから返信できるのかと思ってためしにやってみたんだけど、返信できているかどうかよくわかりません。あと、拍手していただいたときに私が描いたイラストが出る仕様にしていた時期もあったのだけど、やはり人様にお見せするのは恥ずかしくて消してしまいました。「あれ?前にあったイラストが出ない」ってメッセージ残してくださった方がいて、すみませんでした。言及いただいたのうれしかったです。

最後に、おすすめ…というより、わりと頑張ってちゃんと書いていた頃の記事をいくつか載せておきます。
ときどき見にきてくださっている方、いつもありがとうございます。たまたま検索でいきあたって読んだという方も、どうもありがとうございます。


hirinzu.hatenablog.com

自分でも一番好きなレビュー。みんな『ルナティック雑技団』を読もう。


hirinzu.hatenablog.com

年いちくらいで旅行に行けていた頃がなつかしい。


hirinzu.hatenablog.com

まだ『方丈記私記』読み終わっていません。でも、鴨長明の一筋縄ではいかない性格が想像できて面白い本です。


ちょっと書きたいということを思いついても書き始めて途中でやめてしまったり、日の目をみない雑文も多いですが、これからも楽しんで書いていけたらと思います。

誕生日とバッファロー

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

 

先月、またひとつ年をとった。いよいよ30代最後の年である。親兄弟以外で誕生日を祝い合う友人はいなくて、その親兄弟も私が自分で「今日誕生日なんよ」と電話やLINEで主張したらそうだったねと祝ってくれるくらいで、ごく普通の一日の始まりだった。

まぁこんなもんだろうと思っており、すごく気にしているわけではないが、少しは気にしており、ちょっとさびしかった。それなら自分で少しでも記念になることをしようと思い、ひさびさにうたの日に参加したり、仕事帰りにコンビニのケーキを買ったりした。

そうこうしていたら夜、従姉から誕生日のお祝いと近況に関するメールが届いた。もう誰からのお祝いもないと思っていたので、非常にうれしかった。子供の頃から大人になった今も、優しいいとこのお姉ちゃんである。

それでわが身を振り返ってみると、筆不精であり、まめに誰かに連絡をとったりメールのやりとりが長続きするということがない。そんな性格で、人から誕生日のお祝いがないなどと寂しさを託っているのはずうずうしいかぎりである。

反省していたら、海外にいる友人とのLINEのやりとりが途切れたままだということを思い出した。急いで返信が必要な内容というわけではなく、なんとなく向こうの生活などについての雑談が続いていたところだった。彼女はカナダにいるということは聞いているのだが、どの都市に住んでいるのかまでは聞いていなかったので、時差がどれくらいなのかわからず、LINEを送るタイミングが難しかったのだ。カナダは広いので国内でもタイムゾーンが複数あり、東と西で最大5時間も異なる。どのタイムゾーンであっても彼女が起きているであろう時間で私も起きていてLINEを送る余裕のある時間となると、朝か夜遅くしかなかった。互いに間隔をおいてやりとりしていたが、彼女からの送信を最後に途切れていた。

それで彼女にその返信を送ってみた。そうしたら1週間後くらいに返信が来て、なんとバッファローの歩く姿の動画も送ってくれた。ゆうゆうと歩くバッファローとそのバッファローすら小さく見える広大な風景は今の自分にはあまりにも遠い世界で、LINEをやりとりする彼女の身近にそのような場所があるのが不思議でならなかった。しばらくバッファロー談義に花を咲かせた。

バッファローの動画は、なんだか時間の流れが違うようで見るたびに心が落ち着く。友人は私の誕生日のことは知らないだろうけど、私にとってはとてもうれしいプレゼントだった。

 

好きな児童文学10選

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

児童文学とは何をもって言うのか難しいですが、今回は児童書コーナーに置いてあるものと考えて選んでみました。

 

赤毛のアン

何度読んでも日常のエピソードが抜群に面白い。章によってはまるまるアンがしゃべっているだけなのに面白い。ダイアナの親戚のおばあさんの寝ているベッドに二人で飛び乗っちゃって謝りにいく話が好き。けど大人になって読んでみると、手違いでやってきた女の子・アンを返さずに引き取るまでのマリラの逡巡と葛藤や、マシューの死後のアンの進路など、人生の分かれ道の話がしみじみと味わい深い。それぞれ、人生のなかで迷い悩みながら決断していくのですね。

 

若草物語(+続若草物語)』

ひとつひとつのエピソードの面白さは『赤毛のアン』に軍配が上がると思うけど、四人姉妹の書き分け、それぞれにそれぞれらしいエピソードがある登場人物の多彩さは『若草物語』に軍配が上がると思う。そしてローリィ!男性キャラが魅力的なのはまちがいなくこっち。ローリィが唯一情熱的に恋したのはジョーだけど、その前に彼は姉妹の誰にとっても信頼のおける大事な兄弟みたいな存在であるのがよいところ。

 

『第三(第四)若草物語

主人公はナットだと思っている。ナンももちろん魅力的だけど。読者的にはおとなしい少年なんてわんぱく者よりよほど感情移入しやすいのだけど、現実にはおとなしい少年って意外と信頼されにくいのだろうか?濡れ衣を着せられる話はつらかった。

 

ゲド戦記

私にとって初めて読んだ本格ファンタジーかもしれない。文章に満ちる重厚な味わいがよい。第二作の『こわれた腕環』の、物心つく前に“墓所”の巫女として選ばれ、その生き方を唯一のものと思い込み生きているアルハという少女がゲドと出会い変わっていく話がとても好き。

 

二十四の瞳

大石先生が教師になって初めて出会った12人の生徒たち。全員の名前と性格、それぞれがたどった人生を私は覚えている。母をお産で亡くしたあと学校に行けなくなった松江。数年後に大石先生が修学旅行先で、うどん屋で働く松江と再会する場面が印象的。そしてラストの同窓会がとてもよいのだ。生きることの哀しさと喜びが描かれている。戦争で盲目となって戻ってきた磯吉(ソンキ)の手に思い出の一本松の写真が渡されたときの吉次(キッチン)と磯吉の会話がとても好き。

 

坊っちゃん

ユーモアのセンスがすばらしい。思い切ってギャグセンスと言ってもよいかもしれない。子供でも夏目漱石の文章を味わえるのがすごいことだと思う(というか、夏目漱石の文章のなかでも群をぬいて良い気がする。単に私の好みかもしれないが)。坊っちゃんは松山にきても清(と食べ物)のことしか考えていないし、坊っちゃんが松山にきて一番楽しそうなのは下宿の婆さんと話しているとき。

 

次郎物語

中学生のときに何とか意地で完読した大長編。正直、難しかった。子供時代の次郎の、兄や弟とくらべて母や祖母に愛されない苦しさが中学時代の私にはしんどかった。本当の意味で善く生きるとはどういうことだろうと考えさせられる。

 

シャーロック・ホームズの冒険

大人になってから読んだ。探偵が主人公で助手がいて事件があるんだけど、ミステリーや推理がメインではないように思う。依頼人の人物が味わい深く、人物のセリフも地の文も語り口が心地よい。

 

精霊の守り人

大人になってから読んだ。本編全10冊を読むと、少年チャグムの聡明さと成長を存分に味わえる。バルサがチャグムと自分の関係をとおして、かつて自分を育ててくれたジグロのことを理解できるようになる話が好き。

 

山椒大夫

悲惨な運命のもと、幼い姉弟がけなげに支え合う姿が淡々とした文章で書かれる。私が美しいと感じるものの原点というか。『鬼滅の刃』の第一話のカラー表紙の炭治郎と禰豆子を連想する。その炭治郎はよく見かける笑顔じゃなく覚悟をきめた表情で、禰豆子の表情は儚げでうつろで全体的にほの暗いんだけど、それに通じるものがある。